ブログ

2017.10.29

50歳以上の方は水痘・帯状疱疹ワクチンの接種を

今回は、水痘・帯状疱疹ワクチンについてお話しします。

幼少期にほとんどの日本人がかかっている水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で治った後には脊髄の神経節に長期間潜伏しています。しかし疲労や加齢などで免疫が低下すると潜伏していたウイルスが元気になり帯状疱疹を発症します。身体の左右どちらか片側に出ることが多く強い痛みを伴う発赤した水疱がみられ、高齢になるほど重症化し慢性的な神経痛で何年も悩まされることがあります。日本では50歳以上の発症が約7割を占め、角膜炎、眼瞼下垂、顔面神経麻痺、脳炎、運動麻痺などが起きることもありますので、50歳以上の方でまだ接種をしていないようでしたらご検討ください。直接受付もしくは電話(03-3332-2525)での予約できますしご相談も受け付けております。

なお、このワクチンは生ワクチンという種類のワクチンで、インフルエンザ、肺炎球菌などの不活化ワクチンの接種は1週間の間隔をあければ接種可能です。