ブログ

2018.04.02

アニサキスからN-NOSEへ

鉗子でアニサキスを除去

昨年、芸能人の方が胃アニサキス症になりどこかで耳にしたことのある方も多いでしょうが、当院においてもここ1ヶ月で2件も遭遇しました。刺身・寿司好きの日本人として、この寄生虫について改めて整理しておきましょう。

アニサキスの幼虫はイカ、サバ、アジ、カツオ、サンマ、サケなどの内臓や筋肉内に寄生しており、これらの魚と一緒に摂取してしまったことで発症します。胃の壁に食いついた場合は「胃アニサキス症」、腸の場合は「腸アニサキス症」となり、前者は食後数時間後にみぞおちに激しい痛みを感じ、後者は食後十数時間〜数日後に激しい下腹部痛、吐き気、お腹の張りがみられます。食いついた粘膜がアレルギー反応により浮腫・炎症を生じ強い痛みとなるようで症状に対しては抗アレルギー剤、ステロイドが効く場合もあります。「胃アニサキス症」は胃カメラで鉗子でつかんで除去すれば症状も改善しますが、「腸アニサキス症」の場合は腸閉塞や腹水が貯留し緊急入院となるケースもあります。予防には加熱(70°C以上では瞬時に死滅)冷凍(-20℃で24時間以上)することで死滅しますが、酸には強くシメサバ、塩漬け、醤油、わさび、ショウガ、ニンニクを付けても死ぬことはありません。またアニサキスの虫体はかなり固く通常の咀嚼では死滅できません。新鮮な魚を摂取するときは、その場の空気を読みつつ周りをチラチラ、魚をガン見しながら食べるようにするしかないでしょうかね(°_°)

しかし悪いことばかりではないようです。アニサキスの仲間の線虫の特徴を利用した癌検査「N-NOSE」http://healthcare-biz.jp/2017/10/線虫がん検査が世界のがん医療を変える!n-nose開発/(尿1滴で癌にかかっているかどうか早期のものでも約95%の感度でわかるようです)が注目されており実用化に向けてさらに開発をすすめているそうなので是非期待しましょう( ͡° ͜ʖ ͡°)🇯🇵

イカ刺し好きな院長

2018.03.23

卒業式〜涙の数だけこの世には数え切れない夢がある

3月22日、娘の卒業式に出席しました。

娘は青木の「あ」なので卒業証書を読み上げられた上で授与されるという貴重な役を任されました(確か自分も中学校の時同じようなことをしたような…)。名前が呼ばれ証書を読み上げられた瞬間につつーっと頬に感じるものが、式開始から5分くらいで泣いてしまいました(//∇//) その後の謝恩会も参加させていただき、6年間を支えてくれた父兄の方や先生と楽しい時間を過ごしました。式の最中も泣くのをごまかしながらこらえていた娘ですが、謝恩会の先生のピアノ弾き語り「栄光の架橋」を聴いて泣いている娘の姿を見つけてしまいました。年代的に卒業ソングというと尾崎豊か斉藤由貴か柏原芳恵か金八かH2Oでしょうが、これからはゆずも入れときましょう(最初の二人は並べないほうがよかったでしょうか…)。

子供の成長と共に親も成長しないといけないと気づかせてくれるこんな行事は本当に大切でですね。こんなときはアンチエイジングではなく素直にアンチ・アンチエイジングですね(^^)

院長

2018.02.23

花粉の季節がきました

とうとうまたこの季節がやってきました。春の訪れとともに生き物たちや木々が目覚め、風景や町並みも活動的に明るくなりワクワクとした気分になりますが、自分も含めて花粉症の方にとっては非常につらい季節になります。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙、頭痛、のど痛み、咳、皮膚のかゆみなど症状を挙げているだけでムズムズします。また今年は昨年よりも花粉が多く飛散する予報ですのでいつもより症状が強く出るかもしれません\(//∇//)\

一般的に行われている花粉症治療は、①アレルゲンからの回避、②薬物療法、③手術療法、④免疫療法などですが、当院では①と②に対応しており、残念ながら手術や免疫療法といった耳鼻科・アレルギー科領域の専門的治療は行っておりません。

①アレルゲンからの回避:外出時にはマスク、ゴーグル、帽子を着用し、室内に入るときは衣類についた花粉をはたき落とす、手洗い、洗顔、うがい、まめに掃除、空気清浄を行うこと、洗濯物の外干しは避けるなど

②薬物療法:抗アレルギー剤の内服、点眼、点鼻、軟膏など症状によって柔軟に対応してます。副作用の眠気を心配される方も多いですが、現在は眠気が出にくい薬もあります。

①が徹底できればいいですが、学校、仕事上でどうしても避けられない場面が多くありますので症状がつらければお気軽にご相談ください。また、アレルギー検査(血液検査)も受付しております。

2018年2月20日、ひっそりと開業1周年を迎えることができました。まだまだ未熟でご迷惑をおかけしますが、今後も皆様のご健康を守っていきたいと思います。よろしくお願いします。

院長

2018.01.23

初釣

家族サービスと趣味も兼ねて山中湖にワカサギ釣りに行こうと目論んでいましたが、ドーム船の空きがなく、ブラックバスを釣りに千葉県の亀山ダムに行ってきました。チバニアンも熱盛ですが、最近この辺りは「亀岩の洞窟」で賑わっているようですね〜 録画しておいた釣り番組を前夜に観て気持ちを高め、ルアーを準備し、早起きして、試行錯誤しながら夕方まで頑張りましたが、名竿ロードランナーが弧を描く事なくノーバイトノーフィッシュ….デコりました(全く反応なく釣れませんでした)ʅ(◞‿◟)ʃ 負け惜しみのようですが、半年ぶりの釣行で大自然と向き合ってのんびりと楽しいひとときを過ごすことができました。ブラックバスは釣ってないので甲羅干し中の亀を載せときます! 都内は南岸低気圧の影響で予想以上の大雪になり大変な日でしたが、くれぐれも体調にはお気をつけください。インフルエンザAもBも流行っており学級閉鎖も日に日に増えております。こまめな手洗い・うがい、人混みでのマスク着用などが予防策ですが、発熱がなくても悪寒、鼻汁があったら感染が怪しいので、勤務先、学校、家族内の感染拡大を防ぐため的確な診断、早期治療を心がけてください。 院長

2018.01.04

初詣

今年も初詣に近所の神社に行ってきました。昨年のおみくじは「末吉」でしたが、今年は「中吉」と上昇傾向、内容もまあまあ、パンパンと色々とお願いしてきました。

皆様の2018年の抱負はいかがでしょうか。素敵な1年になりますように願っております。

院長

2018.01.01

謹賀新年 2018

新年あけましておめでとうございます

おかげさまで昨年2月の開業から10ヶ月が経ち、新たな年を迎えることができました。人間の成長に例えると10ヶ月はようやくつたい歩き、前歯が生え始めたくらいでしょうか。まだまだ未熟なクリニックではありますが、今年はさらなる成長を目指して地域の方々に貢献できるようにと思っております。プライベートに関しては、昨年は釣りもあまり行けなかったし全く家族サービスができなかったので、今年は小旅行でも行けたらいいなぁ〜と考えております。

新年は1月5日(金)より通常診療を開始いたします。よろしくお願い申し上げます。

院長

2017.12.27

2日目のカレーは美味い

2日目のカレーが美味いのは、野菜や肉から溶け出す「うま味」がルーの中に溶け出し、煮崩れした具材から「とろみ」を増すでんぷんや繊維質によってコクが生み出されているためみたいですが、そのまま鍋に入れた状態で放置してるとルーの中で食中毒の原因となるウエルシュ菌もすごい勢いで増殖してしまいます。先日、2日目のカレーを食べてお腹を壊した方が受診されたので、ここで原因と予防についてまとめておきましょう。

ウエルシュ菌はジャガイモ、ニンジン、魚、肉に付いている菌で作りたてのカレーでは熱により死滅状態にありますが、一部の菌は芽胞(殻に守られる)に変化して生き延びてます。カレーをそのまま常温で放置するとゆっくりと冷やされ、芽胞から菌へ変化して急速に増殖していきます(45℃で1時間で約64倍、2時間で約4000倍…8時間でなんと約280兆倍!)。この “ゆっくり冷やされ” が菌にとって増殖するいい条件で、少ない芽胞の状態ですぐに冷蔵保存することが肝心です。また菌は空気が嫌いで熱に弱い特徴を持ってますので、2日目以降の美味いカレーを安全に食するために、この3点の特徴を押さえて以下のようにすると良いでしょう。ちなみにカレー以外でもスープ、チャーシュー、肉団子、野菜の煮物などでも感染の報告があります。

①冷める前に素早くできるだけ空気に触れるように小分けにして冷蔵保存すること

②食べる前には空気に触れるようによくかき混ぜながら十分に煮込むこと

ブログを書きながら、子供の頃にCMを通して頭の中にすり込まれた「おせちもいいけどカレーもね」というフレーズを思い出しました(^^)     年中食べているカレーをお正月にも食べろというやや強引なやり方ですが、こんな内容を書いた手前おせちに飽きたらカレーですかね…そもそもおせちが出るかどうか….確か今回は出る予定です( ͡° ͜ʖ ͡°)

院長 

2017.12.16

風邪の長引く咳

気温の低下、空気の乾燥が強くなり油断するとすぐに風邪のひいてしまう季節になりました。風邪の後「咳が続く」といった経験をされる方もいると思いますので、今回は咳の話をします。

咳は持続期間で3つに分類されます。3週間以内を急性咳嗽(がいそう)、3〜8週を遷延性咳嗽、8週以上を慢性咳嗽といいます。急性咳嗽の原因として最も多いのは感染性咳嗽で、遷延性・慢性咳嗽の原因の多くは咳喘息で、次いでアトピー咳嗽副鼻腔気管支炎症候群感染後咳嗽胃食道逆流症などが挙げられます。風邪の後の長引く咳のほとんどは感染性咳嗽で通常は自然に軽快しますが、中には夜間に咳込みが連日続き睡眠不足になる方もいますので、その場合は中枢性鎮咳薬、漢方、ヒスタミンH1受容体拮抗薬をしばらく内服していただくこともあります。他、感染に関連した咳は副鼻腔気管支炎症候群があり文字通り慢性副鼻腔炎に合併した気管支炎でマクロライド系抗生物質の長期内服の適応となります。またよく耳にする咳喘息は感染ではなく季節の変わり目、温度変化、受動喫煙などによって慢性的な咳が夜間〜明け方に強くみられるのが特徴で、治療は吸入ステロイドを使用し、30〜40%は気管支喘息へ移行してしまうこともありますので1〜2年は継続した吸入治療が必要になります。

何れにしても長引く咳に対しては、レントゲン検査が必要になることもありますのでお困りでしたらご相談ください。

院長

2017.12.11

流行前にインフルエンザ、ノロウイルスの感染拡大の予防の確認を

冬になると流行するインフルエンザとノロウイルス。一人かかると家族全員が次々と感染して、冬休み、クリスマス、お正月、旅行の計画も台無しになってしまうかもしれませんので、流行前に家庭内でできる感染拡大の予防法をおさらいしておきましょう。

インフルエンザは飛沫感染、唾液を介した接触感染で拡大していきますので、手洗いとアルコール消毒が重要です。インフルエンザにかかった人はマスクを着用して、咳、鼻水などを空気中にばらまかないことが第一ですが、マスクを嫌がるお子さんもいますのでその場合はある程度の隔離状態にしてみんなが予防的にマスクを着用するのも有効と思われます(注:治療中の異常行動もありますので大人の付き添いは必要です)。一方、ノロウイルスですが、かかった人の嘔吐物や下痢便に大量のウイルスが含まれていますので、インフルエンザより感染してしまう機会が多いです。飛沫したウイルスを吸い込んで感染するので、これらの処理は二重でもいいのでしっかりとマスクと手袋を着用して捨てられるタオルや雑巾で吐物を拭きとりビニール袋に入れ完全に密封して下さい。その後は落ち着いて0.02〜0.1%次亜塩素酸(ハイターなど)を使用して、汚れた毛布、トイレの便座裏、床、ドアノブ、カーペットなど入念にスプレー・つけ置きして消毒をしていくのがよいです。

以上、簡単にまとめましたが、ご家族が罹患しても慌てずに感染拡大の予防に努めましょう。

院長

2017.11.22

第68回紅白歌合戦

20才の時に地元の友人YY君とKT君に勧められたのがきっかけで聴き始めたエレカシがついに第68回NHK紅白歌合戦に出ることが決まりました。言われたことの逆をやって、世間を罵り、くだらねえとつぶやいて、悲しみを知って、愛する人のために不器用に昇り下りの道を歩んできたバンドが老若男女参加型の不動の歌番組に選ばれました。たまたまクリニックの開業と同じ年となり、まさに「RESTART」初心に立ち返り、「風と共に」立ち止まったり逡巡したり、「シグナル」を求め誰かの心の花咲かせる人でありたい…と、できるだけ地域の方のために貢献をしていきたいと改めて思いました。

若い時は敢えて紅白以外の番組ばかりをみてましたが、実はここ5年くらいは完全な紅白ファンです。去年はどっちが勝ったか忘れましたが、のど自慢もたまにみてます。受信料も払ってます。

今回はややあふれる熱い思いでした(^^;)

院長

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