新着情報

2025年 夏季休暇のお知らせ

誠に勝手ながら、2025年8月18日(月)から8月23日(土)までの期間を夏季休診とさせていただきます。8月25日(月)より通常通り診療を再開いたします。

皆さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

⚠️ 帯状疱疹ワクチン(任意接種)の助成は令和7年度で終了(予定)

令和7年4月1日より、帯状疱疹ワクチンが定期接種の対象となりました。一方で、杉並区が実施している任意接種は継続されておりますが、杉並区のホームページによると、任意接種に対する費用助成は令和7年度で終了する見込みです。帯状疱疹の発症率は年齢とともに上昇し、50歳を過ぎると増加し始め、60代、70代ではさらに高くなります。また、年齢が上がるにつれて、帯状疱疹後神経痛を発症するリスクも高くなるため、帯状疱疹の予防が非常に重要です。当院は、杉並区の「帯状疱疹予防接種(定期・任意)」の契約医療機関として登録されており、ご希望の方には接種を実施しております。お電話でのご予約も承っておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。

任意接種の対象者 詳細 ※令和7年度で終了予定です

接種日当日に杉並区に住民登録があり、満50歳以上の方

定期接種の対象者 詳細

65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方、60~64歳でヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害があり、身体障害者手帳1級相当の方

任意・定期接種料金(税込) 比較表

生ワクチン:4,000円

不活化ワクチン:11,000円(1回分)

令和7年度 杉並区 区民健診・がん検診のお知らせ

当院では、令和7年度の区民健診・がん検診(肺がん胃がん(胃内視鏡検査)大腸がん)を、6月2日(月)より実施いたします。毎年10月以降は大変混み合いますので、比較的空いている6月から9月の受診をおすすめしております。なお、定員に達し次第、受付を終了いたしますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。ご予約は、お電話または直接窓口にて承っております。

皆さまのご受診をお待ちしております。

 

医療DX推進体制整備加算について

当院では、医療DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進に取り組んでいます。医療DXとは、医療分野においてデジタル技術を活用し、より質の高い医療の提供や効率的な診療体制の実現を目指す取り組みです。医療DXを通じて、安全で質の高い医療の提供に努めてまいります。
▶︎ 医療DXの主な目的
オンライン資格確認システムを通じて得られる診療情報や薬剤情報を、診療に活用できる体制の整備
・電子カルテ情報共有サービスを通じた医療機関間の情報連携
  1. ・電子処方箋の活用により、患者さまがより便利に医療を受けられる環境の整備
  2. ▶︎ 当院の取り組み
    • ・オンラインによる診療報酬請求を行っています
    • ・オンライン資格確認を行う体制を有しています
    • ・医師が、オンライン資格確認を通じて取得した診療情報を、診療または調剤に活用できる体制を有しています
    • ・電子処方箋を発行できる体制を整えています
    • ・電子カルテ情報共有サービスの体制については、現在、電子カルテメーカーと協議中です(令和7年9月30日までの経過措置期間中)
    • ・マイナンバーカードの健康保険証利用に関して、一定の実績があります
    • ・医療DX推進体制および、質の高い診療の実施に必要な情報の取得・活用について、院内および当ホームページで公表しています

医療情報取得加算について

当院は、マイナンバーカード(マイナ保険証)の利用や問診票などを通じて、患者様の診療情報を適切に取得・活用し、質の高い医療の提供に努めております。これは、医療情報取得加算[初診:1点、再診(3月に1回):1点]の算定医療機関として、国の方針に基づく取り組みです。正確な情報に基づいた診療のため、マイナ保険証によるオンライン資格確認のご利用にご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

一般名処方加算について

当院では、後発医薬品の使用促進および医薬品の安定供給に向けた取り組みの一環として、「一般名処方」を行う場合があります。一般名処方とは、お薬の「商品名」ではなく、有効成分名を処方箋に記載する方法です。これにより、特定の医薬品の供給が不足した場合でも、同じ有効成分を含む別の医薬品を選択でき、必要な治療を継続しやすくなります。この取り組みは、医薬品の安定供給を支えるとともに、患者様が継続的に適切な治療を受けられるようにするための重要な手段です。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

「ベースアップ評価料」算定開始について

当院では、令和7年4月より「ベースアップ評価料」の算定を開始いたします。

「ベースアップ評価料」は、令和6年6月の診療報酬改定により新設されたもので、医療スタッフの待遇改善を通じて、より質の高い医療サービスを提供し、患者様に安心して診療を受けていただける環境を整えることを目的としております。これに伴い、令和7年4月以降、一部の診療において窓口でのご負担額が増加する場合がございます。

患者様には何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。詳細は、厚生労働省のホームページをご覧いただくか、当院の受付までお問い合わせください。

受付順番管理システムの導入

当院では、9月より受付順番管理システムを導入しました。これにより、院内のモニターやご自身のスマートフォン(当院ホームページ、または番号票のQRコードを読み取ることで)を通じて「受付順番の見える化」が可能となり、待ち時間のストレス軽減や一時外出・帰宅などの時間を有効に活用していただけることが期待されます。クリニックを途中で外出されたり、外出先からお戻りの際には、受付スタッフに一言お声がけください。戻られるタイミングは、おおよそ「あと2番目」を目安にお願いいたします。ただし、初診や救急対応、検査などによりお待たせする場合がございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

ご不明な点がございましたら、お気軽に受付スタッフまでお尋ねください。なお、インターネットからの受付には対応しておりませんので、ご了承ください。

 

破傷風ワクチン、RSウイルスワクチンにもご対応いたします

お問い合わせが多くなっております破傷風ワクチンRSウイルスワクチンにも、今後、対応させていただくことになりました。外傷や動物咬傷された方は破傷風ワクチン、60歳以上で喘息、COPDといった呼吸器疾患、他、心疾患、糖尿病といった基礎疾患をお持ちの方はRSウイルスワクチンの接種をご検討ください。

新紙幣にも対応しております

当院で導入したセミセルフレジは、新紙幣(渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎)にも対応しております。ご安心ください。


シダキュア(スギに対する舌下免疫療法)やチャンピックス(禁煙補助薬)について

チャンピックス出荷停止の理由

2021年6月、チャンピックス錠でメーカー内基準値を超えるN-ニトロソバレニクリンが検出されたことを受け、予防的措置として全世界で本製品全ての出荷停止を継続しております。

シダキュア限定出荷の理由

想定以上の需要(前年より200%超)により、製造に2年かかるため、維持量となるシダキュア5,000JAUの安定供給を優先した結果、導入量であるシダキュア2,000JAUの限定出荷となった。現在、原料であるスギ花粉採取量の拡大、増産体制構築をし、対応している。

出荷再開の目途など新しい情報が入りましたらお知らせにて掲載させていただきます。

約20種類の感染症流行データサイトの紹介です

全国的にインフルエンザや新型コロナウイルスの流行が落ち着いている状況ですが、NHKのウェブサイトには都道府県ごとに20種類の感染症の流行状況がわかりやすくまとめられたページがありますので、ご参考にされることをお勧めします。なお、今春にマスメディアが取り上げていた「麻疹(はしか)」については、現時点では日本国内での流行は報告されていません。ただし、輸入感染の可能性があるため、GW明けにどのような状況になるか心配しております。

杉並区帯状疱疹予防接種の助成

杉並区では、令和5年4月1日から、任意で行う帯状疱疹予防接種について、費用の一部を助成します。費用助成の対象は、接種日当日杉並区に住民登録があり、かつ、満50歳以上で、杉並区契約医療機関で令和5年4月1日以降に接種したものに限ります。また、区で費用助成が受けられるのは、生涯に一度、かつ、いずれか一方のワクチンに限ります。当院では生ワクチン(ビケン)、不活化ワクチン(シングリックス®)に対応しております。予約制となっておりますので、ご希望の方はクリニック03-3332-2525にお電話してください。詳細はこちら

・生ワクチン(ビケン)助成額:5,000円、助成回数:1回まで

・不活化ワクチン(シングリックス®)助成額:10,000円、助成回数:2回まで

【杉並区】帯状疱疹ワクチン費用助成ポスター (003)

マイナンバーカードを使ったオンライン資格確認導入について

当院では、「マイナンバーカード」を使ったオンライン資格確認の運用を、令和5年2月1日より開始しております。マイナンバーカード(保険証と連携されているカード)をお持ちの方は、受付に設置してあるカードリーダーを利用することでスムーズに資格確認が行えます。オンライン資格確認とは、医療機関や薬局でマイナンバーカードを利用して保険資格等の確認が可能となる仕組みで、取得した受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を活用して診療を行います。ご不明な点などございましたら受付スタッフまでお問い合わせください。

▶︎ マイナンバーカードを保険証として利用するためには、患者様ご自身での事前登録が必要です。詳細はこちらをご覧ください。

雇用時健診・人間ドック結果を郵送

これまでは雇用時健診や人間ドックの結果を対面にて説明しておりましたが、ご要望により今後は検査結果をご自宅にレターパックライトで直接郵送させていただくことになりました。お急ぎの方は郵送書類の行き違いが生じる可能性がありますので、受付での結果お渡しをお勧めします。その場合は「○月〇日に受付で直接書類を受け取る」旨を受診日に受付へお伝えください。なお、郵送の到着の目安は、以下の通りです。宜しくお願いいたします。

雇用時健診:約1週間

人間ドック・標準コース:約1週間

人間ドック・胃カメラコース:約2週間

風邪の長引く咳

気温の低下、空気の乾燥が強くなり油断するとすぐに風邪のひいてしまう季節になりました。風邪の後「咳が続く」といった経験をされる方もいると思いますので、今回は咳の話をします。

咳は持続期間で3つに分類されます。3週間以内を急性咳嗽(がいそう)、3〜8週を遷延性咳嗽、8週以上を慢性咳嗽といいます。急性咳嗽の原因として最も多いのは感染性咳嗽で、遷延性・慢性咳嗽の原因の多くは咳喘息で、次いでアトピー咳嗽副鼻腔気管支炎症候群感染後咳嗽胃食道逆流症などが挙げられます。風邪の後の長引く咳のほとんどは感染性咳嗽で通常は自然に軽快しますが、中には夜間に咳込みが連日続き睡眠不足になる方もいますので、その場合は中枢性鎮咳薬、漢方、ヒスタミンH1受容体拮抗薬をしばらく内服していただくこともあります。他、感染に関連した咳は副鼻腔気管支炎症候群があり文字通り慢性副鼻腔炎に合併した気管支炎でマクロライド系抗生物質の長期内服の適応となります。またよく耳にする咳喘息は感染ではなく季節の変わり目、温度変化、受動喫煙などによって慢性的な咳が夜間〜明け方に強くみられるのが特徴で、治療は吸入ステロイドを使用し、30〜40%は気管支喘息へ移行してしまうこともありますので1〜2年は継続した吸入治療が必要になります。

何れにしても長引く咳に対しては、レントゲン検査が必要になることもありますのでお困りでしたらご相談ください。

院長